AIエージェントと作る
FrameScript はテキストで動画を書くツールなので、Codex CLI / Claude Code / Gemini CLI のような コーディングエージェントと相性が抜群にいい。AIにどこまで任せて、どこから自分でやるかの指針。
基本の流れ
- 普通にプロジェクトを作る(
npm init @frame-script/latest)。 - そのディレクトリでエディタを開く。
- 同じディレクトリでターミナルからコーディングエージェントを起動する。
- 最初に
AGENTS.mdを読ませる(これだけでsrc/を編集しないルールが伝わる)。 - 具体的に「何の動画を、どう作りたいか」を順に指示していく。
最初のプロンプトの型
まずは AGENTS.md を読んでプロジェクトの概観を把握してください。
ここでは動画を作成したいです。
まずは <やりたいこと> をしてください。
- スタイルは <...>
- 長さは <...> 秒
- アセットは assets/<...> を使ってください
AIに任せるとうまくいくこと
- テキストアニメ(フェード、スライド、スタガー、スウィープ)。
- 立ち絵の配置と簡単な動き(位置・スケール・口パクのつなぎ込み)。
- 集中線のような既製エフェクトの呼び出し。
- シーン構造の骨組み(Clip と Scene を割って並べる)。
- 定型的なリファクタ(同じ書き方を繰り返している部分の関数化)。
AIに任せると微妙なこと
- 細かい位置決め(中央寄せの px 微調整、画像の余白カット)。 AIは実際のプレビューを見られないので「だいたい中央」までしか持っていけない。
- 動画のカット編集(ここからここまでを切り出して使う、の判断)。 見て決めるしかないので自分でやったほうが早い。
- テンポの最終調整。0.1 秒ずらすのは見て決めるべき。
うまく分業するコツ
位置や時間のマジックナンバーを変数に出してもらうと、
自分で見ながら数字を調整するだけで済む。
例: const TITLE_X = 240 / const FADE = seconds(0.6) をシーンの先頭にまとめてもらう。
これだけで「AIが大枠を組み、自分が値を仕上げる」分業が成立する。
避けたいプロンプトパターン
- 「いい感じに」 — 見られないAIには曖昧すぎる。「3秒で右からフェードイン」のように具体化する。
- 長尺一発 — 30秒の動画を一度に頼まず、「Scene1 を 5 秒分」のように区切って依頼する。
- FrameScriptの仕様を前提にしないお願い — 「
requestAnimationFrameでループして」のような書き方を提案されたら、 このノートの アニメーション ページを根拠にuseAnimationベースに直してもらう。
困ったときに渡したい情報
AIが詰まったら、以下を抜粋して貼り付けると一気に通ることが多い:
AGENTS.md(編集ルール)project/project.tsx(現在の構成)sample/Scene1.tsx等(動くお手本)- このノートの アニメーション と 基本コンポーネント の URL
役割分担の例
あなた: 全体構成・カット割り・最終的な値の調整・書き出し確認。
AI: シーン単位のコード生成・リファクタ・既存パターンの量産。
FrameScript: タイムラインとレンダリング。